【レースリポート】2026 AUTOBACS SUPER GT Rd.5 「SUZUKA GT 300km RACE」

『予選6番手から順調に周回を重ねた矢先に、、、』


シリーズ名:2026 AUTOBACS SUPER GT シリーズ
大会名:2026 AUTOBACS SUPER GT Rd.5 「SUZUKA GT 300km RACE」
レース距離:1周5.807km×52周(300km)

目次

8 月 22 日(土)予選 

天候:曇 コース状況:ドライ
公式予選:GT500 クラス 6位:1:45.791

前戦富士では、ポイントを取ることが出来、速さはまだまだながらレースは悪くなかったし、タイヤ交換作業も早かった。チームの士気は高まり、勢いを更につけたい前半戦最後の鈴鹿にて、上位を目指して爆走を誓う。
鈴鹿サーキットは朝から厳しい暑さとなり、公式練習開始時点で気温31℃、路面温度37℃を記録。セッション終盤には路面温度が47℃まで上昇した。午後も晴天とドライコンディションが続き、気温34℃前後の酷暑のなかで公式予選を迎えた。

■公式練習
赤旗が続く難しい走行で最後は6番手。19号車がGR Supra勢最上位。
19号車はサクセスウェイト4kgを搭載してセッションに臨んだ。
午前9時45分、晴天のドライコンディションで走行がスタート。しかし、他車の車両トラブルにより、開始約16分後に最初の赤旗が提示され、再開後も間もなく2度目の赤旗中断となった。公式記録では、2回の中断を合わせて39分間に及び、各チームとも予定していた走行メニューの変更を余儀なくされる難しいセッションとなった。
19号車は中断を挟みながら周回を重ね、GT500クラス専有走行開始時点では9番手。セッション終盤、阪口晴南選手がタイムアタックを行い、1分46秒847を記録して6番手へ浮上した。
トップの16号車とは0.663秒差ながら、5番手の12号車とはわずか0.002秒差。さらにGR Supra勢では、7番手の14号車に0.471秒の差をつける最上位タイムとなった。
2023年に優勝を飾った相性の良い鈴鹿で、午後の公式予選ではさらなるタイムアップと上位グリッド獲得を狙う。

■公式予選(Q1)
阪口晴南選手が一発のアタックを決め、6番手でQ2進出。
午前中の公式練習から厳しい暑さが続き、高い路面温度のドライコンディションで迎えたGT500クラスの公式予選Q1。19号車 WedsSport BANDOH GR Supraは、阪口晴南選手がアタックを担当した。
セッション開始直後から各車が相次いでコースへ向かうなか、19号車はピットで待機を続け、残り時間が約7分となったところでコースイン。他車より遅いタイミングで走行を開始すると、タイヤの状態を慎重に確認しながら、1周ごとに時間をかけて熱を入れていく。
ピットアウト後に3周を重ねた時点では、1分55秒039で暫定10番手。トップ勢がすでに1分45秒台前半までタイムを伸ばす一方、19号車は本格的なアタックに備えてウォームアップを続けた。
そしてセッション残り約30秒、阪口選手が一発勝負のタイムアタックに入る。全区間で自己ベストを更新する走りを見せると、1分46秒019を記録して暫定5番手へ浮上。限られたアタック機会を確実にものにし、Q2進出圏内へ19号車を押し上げた。
その後、12号車がタイムを更新したことでひとつ順位を下げたものの、他車の最終アタックが続くなかでもポジションを守り、19号車は6番手でQ1を終了。上位10台に与えられるQ2進出を決め、さらに上位のグリッド獲得を懸けてQ2へ挑むこととなった。
GT500 Q1結果は、64号車、24号車、12号車、17号車、16号車、19号車、38号車、8号車、37号車、23号車の順で上位10台がQ2へ進出。36号車、14号車、39号車、100号車はQ1敗退となった。

■ 公式予選(Q2)
国本雄資選手がQ2で6番手、19号車は3列目から決勝へ
Q1から時間が経過して気温と路面温度が下がり始め、刻々と変化するコンディションのなかで迎えたGT500クラスの公式予選Q2。セッション終盤に向けて路面状況が良くなることも予想され、各チームがどのタイミングでアタックへ向かうのか、その戦略にも注目が集まった。
19号車 WedsSport BANDOH GR SupraのQ2アタックは国本雄資選手が担当。
セッション開始直後からコースインする車両がある一方、少しでも遅い時間帯でのアタックを狙ってピットに待機する車両も見られた。19号車もコースインのタイミングを遅らせ、残り時間が約7分となったところでピットを離れた。
国本選手はQ1を担当した阪口晴南選手と同様、1周ごとに時間をかけてタイヤへ慎重に熱を入れていく。ピットアウト後に3周を重ねた時点では1分51秒907を記録し、暫定3番手。その後もタイヤの状態を整えながら、一発勝負となる最終アタックへ備えた。
上位勢がすでに1分45秒台前半までターゲットタイムを引き上げるなか、セッション残り約30秒で国本選手がタイムアタックに入る。各区間で自己ベストを更新する力強い走りを見せ、1分45秒791を記録。19号車は一時、暫定3番手へ浮上した。
しかし、チェッカー前後には各車が次々とベストタイムを更新し、激しいタイム合戦となる。19号車も順位を下げることとなったが、最終的に6番手を確保。Q1に続いてQ2でも6番手となり、決勝レースを3列目からスタートすることが決まった。
Q2は17号車がトップタイムを記録し、以下64号車、8号車、16号車と続き、上位4台をHonda PRELUDE-GT勢が独占。12号車が5番手、19号車が6番手となり、38号車、23号車、37号車、24号車の順で予選を終えた。
なお、16号車と24号車はアタック中の四輪脱輪により、それぞれベストラップが抹消された。

予選コメント

 【坂東監督】

『予選を戦う事が出来ました。ホンダ勢は速かったですね。明日の決勝は久々の3列目からのスタートとなります。鈴鹿は優勝経験のある元の良いサーキット。チームは表彰台のトップを目指して爆走していきます。皆様の応援、宜しくお願いいたします。どんな気温、路温なのか?わかりませんがかなりチャンスはあると思うのでミスなく戦います。』

8月 23日(日)決勝

天候:晴コース状況:ドライ
決勝 13位

決勝日の鈴鹿サーキットは朝から青空が広がり、真夏の強い日差しが照りつける厳しい暑さとなりました。天候は晴れ、コースコンディションはドライ。前日の公式予選でGR Supra勢最上位となる6番手を獲得した19号車 WedsSport BANDOH GR Supraは、表彰台を狙える位置から52周の決勝レースに挑みます。

■ウォームアップ走行
12時より20分間のウォームアップ走行が行われ、19号車は決勝に向けたマシンとタイヤの最終確認を進め、阪口選手がドライブし10周走行。タイムは8周目に出した1:49.294を記録。GT500クラス5番手でセッションを終えました。

■決勝
晴天でコース上に陽炎が見えるほどの決勝前の気温/路面温度は34度/49度で車やタイヤへの厳しいコンディションの中、52周(300km)先のゴールには何が見えるか。
スタートドライバーは国本雄資選手。6番手・3列目からのスタートとなる。
午後1時半、恒例となった三重県警のパトカー先導のパレードラップが1周、その後のフォーメーションラップ1周、合計2周周回後、レースの火蓋が切られた。
各車ウイービングしながら1コーナーに飛び込むものの、大きく順位が入れ替わることもなく19号車は6位のポジションをキープする。序盤はトップの17号車が引き離していく中、2位以下が数珠つなぎに周回を重ねていく展開となる。
前後で順位が入れ替わるところも有るが、19号車は6位のまま、前後との車両のタイム差もほぼ変わらず、300クラスとの1回目の並走時もうまく300クラスの車両をパスして前の12号車を追いかけていく。
10周目、37号車をパスした24号車がさらに19号車へ接近。前を走る12号車との差が広がる一方、19号車を先頭とする6位争いの集団が形成されていく。
しかし14周目のメインストレートで、19号車の右フロントにタイヤトラブルが発生し、急激にペースダウン。コースをほぼ1周にわたってスロー走行で戻ることとなり、14番手まで順位を落とした。
15周目に緊急ピットインし、車両の点検とタイヤ交換を行ってコースへ復帰したものの、この作業によって周回遅れとなった。
ピットアウト直後の17周目には、GT300クラスの車両61号車と45号車が接触し61号車がコースアウトしたことでFCYが導入され、18周目に解除された。その後も周回を重ねるものの、先行車両とは周回差がついており、順位の回復は難しい状況となった。
レースが3分の2に差しかかる34周目、まだルーティンのピット作業を終えていない車両が相次いでピットイン。そのなかで39号車はピット作業中にトラブルが発生し、ガレージへ入ることとなった。
19号車も同じ34周目に2度目のピットイン。給油とタイヤ交換を行い、国本選手から阪口選手へドライバー交代して、14番手のままコースへ復帰。その後、順位は13番手となった。
上位争いへの復帰は難しい状況となったものの、阪口選手は13番手で周回を重ね、最後までチェッカーを目指して走行を続けた。途中全体ファステストを出し注目を集めたが、残り5周、130RでGT300クラスの52号車がコースアウトし、バリアに激しくクラッシュ。FCYが導入された後、残り4周でセーフティカーへ切り替えられた。
レースは再開されることなく、19号車はセーフティカー先導のままチェッカーフラッグを受け、13位で決勝を終えた。
レースは、ポールポジションの17号車が2位以下を引き離すも、9周目には4番手スタートの16号車が追いつき、長いトップ争いとなった。37周目のシケイン手前で16号車が17号車をパスしてトップに躍り出ると、そのまま首位を守り、16号車がトップでチェッカーを受けました。2位は17号車、3位は8号車となり、HRC PRELUDE-GT勢が表彰台を独占しました。以下、23-38-12-24-14-36-37-100-64-19(以上完走)-39となります。

決勝コメント

【坂東監督】

 『たられば言っても始まらないですが、、あのままタイヤドラブルがなければ、4位、5位だったと思います。めちゃくちゃ悔しいです。6位を走行中に右フロントタイヤにトラブル。戦線離脱。イレギュラーのピットを終えて阪口選手に交代。ペースは良かったがトップの邪魔にならないように指示。情けない。ドライバーに本当に申し訳ない。スポンサー、ファンにも申し訳ない。残念な結果となりましたが、横浜ゴムと共に気持ちを切り替え、次戦菅生ラウンドでは勝利を目指して爆走していきます。皆様の応援、誠にありがとうございました。』

【国本選手】

 『予選、決勝ともに高いパフォーマンスを発揮することができましたが、決勝でのトラブルによって勝負権を失ってしまい、悔しいレースとなりました。今回持ち込んだ新しいタイヤは、予選・決勝ともにフィーリングが良く、決勝ではこれまでとは異なるセットアップで良い感触を得ることができました。今後につながる収穫の多いレースウィークになったと思います。次戦もまだサクセスウェイトが軽い状態で挑めるので、今回の経験を活かし、結果にこだわって良いレースができるよう頑張ります。』

【阪口選手】

『決勝13位となりました。フリー走行からまずまずのパフォーマンスがあり、中団あたりにつけることができました。予選へのアジャストも上手くいきQ1、Q2共に6位で終えることができました。今期はまだQ1を通れていなかったので良い予選日になりました。決勝はウォームアップ走行から良いタイムで周回できそうで周りと比べても良い印象でした。レーススタートしても良いペースで周回し、抜かれずしっかり前について行ける展開でした。しかしタイヤトラブルが起きてしまいました。またストレートで出てしまったため一周スロー走行せざるを得ず、戦線から離脱してしまいました。僕が担当した3スティント目もフィーリングは今季で1番よく走ることができました。ポテンシャルがあっただけにとても残念です。今季少しずつ調子を上げられているような印象があります。次戦は路面的に相性が良さそうなので活躍できるよう頑張ります。』

マルチメイクタイヤレギュレーション最終年2026
必ず皆様を笑顔にする事をお約束致します。
皆様の応援、誠にありがとうございました。
次戦は9月19.20日
スポーツランド菅生で開催されます。

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