『表彰台が見えたが展開に恵まれず10位でチェッカー』
シリーズ名:2026 AUTOBACS SUPER GT シリーズ
大会名:2026 AUTOBACS SUPER GT Rd.7 「AUTOPOLIS GT 3Hours RACE」
レース距離:1周4.674km×98周(3時間)
目次
10月 17日(土)予選 天候:晴 コース状況:ドライ
公式予選:GT500 クラス 3位:1:32.885
晴天に恵まれた大分・オートポリスで開催される第7戦。本来であれば、サクセスウェイトがハーフウェイトの戦いとなるはずが、第3戦セパンの開催延期のため、この戦いはサクセスウェイトのフルウェイトでの3時間レースという例年とは違う戦いとなった。
■公式練習 :終盤の赤旗中断により唯一アタック出来た19号車が1位
午前中に行われた公式練習は、前半の混走時間帯では国本選手ドライブで、予選に向けたチェックを主体として走行。混走時間終了時は、10番手のタイムで終了。
後半の500クラス占有時間では、1分34秒後半のタイムで各車周回していく中、終盤、阪口選手のアタックで1分34秒168の暫定1位を獲得し、他車も最後のアタックに入るところで、16号車のコースアウトよる赤旗が提示されて、その段階で19号車以外が占有走行時間でのベストラップを計測すること無く、練習走行が終了となりました。公式練習でのトップは19号車となりました。
■予選 :阪口選手、国本選手が繋ぎ、3位にて決勝へ
午後も天気は晴天のまま。予選開始段階での気温/路面温度は23度/29度とベストコンディションの中、行われた予選は、Q1のアタックドライバーは阪口選手が担当となる。
開始1分半が経ち、36号車とともに同じタイミングで出た19号車は、3周周回を行い、他車より早く残り2分で一発のアタックに入ると、1:33.297を出し、暫定1位を奪取。他車のアタック結果を待つこととなる。各車タイムアタックを行いタイム更新の結果、19号車は5番手のタイムとなり、Q1を突破することとなりました。
Q1の結果は 64-100-38-12-19-37-17-36-16-23-(以上Q1突破)-24-8-14-39 となりました。
Q2は国本選手がアタック。開始直後にコースインする車両は無く、残り7分を切ったあたりで19号車が23号車とともに先陣を切ってコースイン。ほぼ同時に全車がコースインしていく。
3周周回をし、残り1分にて1発のアタックに入る。各車がセクションごとのタイム更新が目まぐるしく変わる中、国本選手が渾身のアタックにてセクター3で全体ベストを出してチェッカーを受けたタイムは1:32.885と暫定トップのタイムを出す。結果、2台のプレリュードにトップの座を明け渡したものの、3位にてQ2を終え、明日の決勝は3番手からのスタートとなりました。
Q2の結果は 64-17-19-100-12-38-16-36-23-37 となります。
予選コメント
【坂東監督】
『前回の予選と4位まで全く同じ順位でした。GR勢の中でトップは取れたので満足ですが、ここ最近のHONDAが速いのでもっと速さを次戦は出せるようにしたいと思います。菅生と全く同じ2列目からのスタートとなります。選手権は終盤を迎え、調子が上向いてきております。19号車は表彰台の頂上を目指し、明日の決勝は3時間の長丁場の中、爆走を誓います。皆様の応援、よろしくお願いいたします。』
10月 18日(日)天候:晴 コース状況: ドライ
決勝 10位
昨日に引き続き、秋晴れの大分 AUTOPOLISで開催されるSuperGT Round.7 AUTOPOLIS決勝。選手権最大の各車フルウェイトでの3時間の長丁場のレースとなり、予選では、3番手をもぎ取った19号車は、前戦の菅生の無念を取り返しに行くべく、表彰台の真ん中を目指して爆走を誓う。
■ ウォームアップ走行
決勝前に行われたウォームアップ走行では決勝に向けて、チェックに終止し、9周走行し、ベストラップは1’40.145の13番手のタイムとなりました。
■ 決勝
スタートドライバーは国本選手。決勝直後の気温/路面温度は25度/33度。
13時15分、予定通りに大分県警の警察車両が先頭のパレードランが開始された。一周のパレードランの後、一周のフォーメーションラップを経て、レースのスタートが切られた。
抜群のスタートを切った19号車が、前の17号車に襲いかかるも、2位の座を奪取することが出来なかったものの、4位の12号車との3位を守って1コーナーに入り、オープニングラップも3位で戻ってこられた。各所で順位が入れ替わる場面もあったものの、大きく順位が変わらない状態で周回を重ねていく。
19号車は序盤からペースを上げて、前の17号車との間隔を縮めていくも、6周目あたりで300クラスに追いつくと、後ろの12号車と100号車の猛追を受ける形となる。コース幅が狭いオートポリスは300クラスとの絡みで順位が目まぐるしく変わる。そのため、7周目にトップの座を明け渡した64号車に、9周目に入るメインストレートで追いつくと、後ろの12号車とともに激しい2位争いが始まる。
11周目から300クラスのトラフィックがなくなり、17号車に肉薄していく19号車も、17号車がペースを取り戻し少しずつ離されていく。さらに後ろは4位の12号車、そして5位の100号車も追いつき19号車を先頭の3番手争いが始まることとなる。
15周目、第二ヘアピンでインに飛び込まれ4位に後退。さらに背後には100号車が迫ってくるも、トップの17号車がピットに入ったため、19号車の順位は3位となり、100号車との3位争いがさらに激化し、ペースの良い5位の24号車も加わり、さらに激しいレース展開となっていく。
19号車は早めのタイヤ交換を含むピット作業のため、18周目に入ると、ドライバー交代以外のフルサービスを行い、早めの給油作業でコースに送り出し、暫定13位で復帰。後ろにはすでに1回目のピットを終えた17号車が迫るものの、アウトラップで抑え込んだ上、17号車を引き離しに行く。
レース開始35分経過の22周目、19号車は暫定13位。トップとの差は約55秒。
先にピットに入った暫定12位の16号車との差は約5秒の差となり、国本選手は19号車を単独で見えないトップ集団との差を意識しながら周回を重ねていく事となる。22周目に39号車がピットに入ったため、19号車は暫定12位に上がる。
24周目、300クラスのクラッシュでセーフティカーが入ることとなり、ピットが閉鎖されてしまうが、この段階では500クラスが入れず、そのまま周回を重ねていく形となったため、各車の戦略が大きく変わることとなってしまった。
SCが入った段階での19号車の順位は暫定12位、すでに一回のピットを終えた車両4台のうちの2番手となっている。27周目でクラス別に順位通りに整列され、さらにSC先頭で周回を重ねていく。
29周目に再開し、上位2台がピットに入るも、大半はコースに残る形となるも17号車にパスされて11位に、さらに後ろから39号車との追撃を受け、30周目の第二ヘアピンで39号車にさされ、次のストレートで並ぶものの、順位を一つ落とすことになる。とはいえ、暫定9位の16号車を先頭に17、39そして19号車との4台による9位争いが激しくなる。さらに暫定7位の8号車、14号車にも追いつき、大きな7位争いに発展していく。まだピットに入っていない車両が続々とピットに入る中、まだ入ってない14号車を先頭とした5台の争いの最後尾の19号車をドライブする国本選手は、少し間を開け、前の4台の争いを一歩引いて隙あらばと伺うドライブとなる。
5台による争いは、先頭の14号車が38周目にピットに入ったことにより、16,17号車のプレリュードが抜き出て、2台に付いていけていない39号車に抑えられている19号車という形となる。19号車は40周目で暫定5位。
41周目に17号車が16号車をパスし、コースアウトした17号車がコース復帰した背後に39,19号車が追いつき、暫定3位争いもさらに激しくなる。最後まで1回目のピットを行ってなかった100号車が45周目にピットに入り、19号車は4位となり、46周目にはいったメインストレートで39号車のサイドに出ると、1コーナーをアウトから被せて暫定4位の座を奪うと、前の16号車、そして17号車を追撃することとなる。
レースは半分が過ぎた50周目。300クラスの車両がコースアウトしたため、FCYとなり、のち、51周目に二度目のSCが入ることとなった。19号車は3位。前の16号車そして17号車の差がリセットされるも、後続との差も同様にリセットとなってしまう。
56周目にSCが解除となり、直後に19号車が2度目のピットに入る。阪口選手のドライバーチェンジを含めてのフルサービスでピットを出ると、同時に入った17号車の背後でコースイン。暫定14位で復帰となるも、翌周に入るチームも出てきて、順位が目まぐるしく変わる。
62周目に9位だった14号車に16、17そして19号車が追いつくと、16号車にパスされた14号車に引っかかった17,19号車が抜けず、さらに、64、24号車も追いつき10番手争いが加熱していく。71周目に前の14号車をパスして11位になるも、前の17号車との差は4秒以上となってしまう。
79周目にコース上のデブリを回収するためにFCYが入り、回収後、FCYが解除され、レースが再開。19号車は80周目には前の17号車との差は約3秒の11位。阪口選手は前の17号車に追いつくべく19号車に鞭を入れるが、タイム差が縮まらなかったが、残り1分を切るあたりで17号車がコース外で止まったため、19号車は10番手に上がり、そのまま3時間レースが終了となりました。
レースは、前半はレース開始20分前後でピットに入るチームと、そうでないチームとでの見えないポジション争いとなるも、24周目のSCによりタイム差がなくなり、29周目にレース再開となると、早めにピットに入った車両に有利となり、2台のプレリュードを、19号車を含む2台のスープラが追いかける展開となるも、2度目のSCで1回目のピットタイミングの有利不利までリセットされ、各車の2度目のピット終了時にトップに出た100号車がチェッカーを受けて優勝。以下、38-23-37-12-8-39-36-16-19-24-64-14-17となりました。
決勝コメント
【坂東監督】
『結果は結果です。申し訳ないです。SCが入った時、チャンスがまわってきたのですが、2回目のSCが入った時、チャンスは逃げました。『悔しい』しか言葉見つかりません。しかし反省点的には、幅広い作戦、戦略、ライバルのピットインや戦略、ラップタイムをみないと駄目ですね。
100号車は昨年と同じ戦い方でしたが素晴らしい戦略でした。
僕らは2回目のSCが入った時(49-53LAP)には、17-16-19の順でTOP3でしたが、2回目のPIT INを終えているわけではなかったのでマージンはなく、給油時間も他車よりかかってしまいました。
次戦は、モビリティリゾートもてぎで開催される第三戦および最終戦となります。レースのフォーマットがまだ確定しておりませんが、2日間連続のガチンコ勝負となります。ここ2戦の予選の好調さをそのままぶつけ、ヨコハマタイヤとの最後の戦いを誓い、表彰台トップを目指し、爆走していきます。皆様の応援、誠にありがとうございました。』
【国本選手】
『2度のセーフティーカー導入により、状況が大きく変化する難しいレースでした。チャンスが巡ってくる場面もありましたが、最終的には不運な方向にいってしまい悔しい結果となりました。残念な結果ではありましたが、週末通して上位で戦える速さはありましたし、良い方向に向かえていると思っています。最終戦茂木ではしっかりとまとめて、良いレースが出来るように準備していきます。』
【阪口選手】
『決勝は10位でした。前半はセーフティカーが優位に働き、表彰台が見えるレースでした。しかし2回目のセーフティカーで逆に不運に働きポイント圏外となる悔しいレースでした。レース中のパフォーマンスも厳しい時間帯もありなかなかどの時間帯でもスピードを発揮するのが難しかったです。ただ今回は戦略にかなり支配される難しいレースでした。ラストの大会となるもてぎでは今年の集大成のレースができるよう19チームのみなさんと準備していきます。』
マルチメイクタイヤレギュレーション最終年2026
必ず皆様を笑顔にする事をお約束致します。
皆様の応援、誠にありがとうございました。
次戦は11月7,8日(2DAYS決勝)
モビリティーリゾートMOTEGI(栃木県)で開催されます。