『19号車はなぜ?勝てなかったのか・・・』
シリーズ名:2026 AUTOBACS SUPER GT シリーズ
大会名:2026 AUTOBACS SUPER GT Rd.6 「SUGO GT 300km RACE」
レース距離:1周3,586km×84周(300km)
目次
9 月 19 日(土)予選 天候:曇コース状況:ドライ
公式予選:GT500 クラス 3位:1:09.437
曇り空の菅生サーキットで開催される第六戦。セパンの延期に伴い、第六戦が折り返し地点となる中、19号車は選手権に一矢報いるためにも、ここを落とすことが出来ない不退転の決意で乗り込んできた。
午前中に行われた練習走行では、500/300混走時間中に24号車のクラッシュに伴う赤旗中断があったものの、予選に向けてのセットアップを中心に走行を行い、500占有時間の終盤、各車タイムアップをする中、国本選手ドライブで19号車が1:10.255を叩き出し、暫定5位に。その後、各車タイム更新があったものの、7番手で終了となりました。
午後の予選は曇空のまま、雨がいつ降り出すかどうかのコンディションの中、ドライセットアップで予選に臨む。
Q1のスタートドライバーは国本選手。
普段と異なり、Q1開始後、1分が経過。19号車を含む3台がコースインし、周回を重ねていく。残り3分で暫定1位のタイムは1:14.737、まだ各車様子見ているような感じだ。残り1分半で19号車は1度目のタイムアタックに入り、1:10.166で暫定6番手。その後、各車タイムアップを図る中、2度目のアタックに入った19号車も、ベストラップを更新するまでにならず、結果、8位にてQ1を突破することとなりました。
Q1の結果は64-8-17-16-100-14-39-19-19-12-38-(以上Q1突破)-24-36-23-37 となります
Q2は阪口選手がアタックとなる。300クラスのQ2予選終了直前雨が降り出してきたが、各車様子を見ている中、残り9分で19号車が一番でコースに出ていく。結果、Q2で本格的な雨が降り出すこともなく、19号車は3周周回し、4周目に1発のアタックに入ると、先に9秒台でトップを出した64号車には及ばないものの、1:09.437と暫定2位のタイムを出すこととなった。しかし最後17号車に2位の座は奪われてしまったがQ2の結果は3位となりました。トヨタ勢ではトップとなりました。
Q2の結果は64-17-19-100-38-16-8-39-12-14 となります。
予選結果は、64-8-17-16-100-14-39-19-19-12-38-36-23-37-24 の順となります。
※予選後の車検において、24号車のタイムが抹消され、24号車が最後尾スタートとなり、決勝スタートの順位が変更になっています。
予選コメント
【坂東監督】
『明日の決勝の天気は雨が降るかどうかは微妙な中、2列目からのスタートとなります。
19号車は表彰台の頂上を目指し、爆走を誓います。皆様の応援、よろしくお願いいたします。
横浜ゴムと戦う、最後の菅生。期待してください。』
9月 20日(日)天候:曇コース状況: ウェット–ドライ
決勝 6位
決勝日。19号車は2列目、3番手から表彰台のトップを目指して爆走を誓う。
天候は、レース時間中は曇の予報では有るが、午前中に雨が振り、ウォームアップそして決勝前の路面状況はハーフウエット。天候次第ではレース展開がガラリと変わる山間の菅生サーキットならではの”魔物”はいつ牙を向くのか。
■ ウォームアップ走行
ウォームアップ走行では雨の時に向けてウェットタイヤの確認を2セットし、10周の走行となり、ベストラップは8周目に阪口選手が1:19.675となり、14番手のタイムとなりました。
■ 決勝
午前中に振った雨は、決勝前には上がり、スタート前には日差しも指すこともあったが、路面はまだ濡れており、チーム戦略がレースを左右するのは必須となる。
スターティングドライバーは国本選手。スターティンググリット上では、ドライタイヤを履いて入るが、横にはウェットタイヤも置かれ、スタート直前までタイヤの選択を悩ませることとなる。
路面状況が悪く、結果、恒例のパレードランは中止、フォーメーションラップもなくなり、1周目からのセーフティカー先導でのスタートとなった。500クラス全車ドライタイヤでのスタートとなる。路面はレコードラインがレースカー走行で乾いていくものの、序盤はレコードラインを外すとまだウェット状態で有ることが見え、菅生の路面の狭さを加味して追い越しがさらに難しくなっていくのだろうと予測される。
4周目、セーフティカーのランプが消え、5周目、64号車が先導にレースの火蓋が切られた。
飛び出した64号車と17号車のやや後方、単独で3位を走行している19号車は、4番手の100号車との間隔も開け、14秒台で周回を重ねていくこととなる。
10周目、トップ2台からコンマ3~4秒遅れての単独3位のまま、4位との差もコンマ4秒近く離れた状態となる。
11周目頃から300クラスに追いつき、300クラスを追い越す場面となり、徐々に2位の17号車との差を縮めていく国本選手。14周目には2位の17号車に追いつき、300クラスの処理をしつつ、2位の座を奪うべく走行を続ける。
一度17号車との差が広がったが、16周目にサイドバイサイドでの争いとなり、何度も17号車に襲いかかり、17周目の馬の背で17号車の横に出てパス、2位に順位を上げる。1位の 64号車との差は約5秒で、国本選手はさらに追い上げを開始。タイヤを労わりながら走行する。20周目には3秒7,22周目には2秒5と驚異的なペースで前との距離を縮めると、24周目には0秒5の差となり、64号車の背後に迫る。
27周目、300クラスの車が最終コーナーでスピンし、コースを塞ぐ形で止まり、それを避けきれなかった16号車とクラッシュ。即座にFCYが掲示され、その後、SCが出ることとなる。30周目にSCのまま、500/300と隊列を整理され、再びSCが先導で周回を重ねることとなる。
SCが入った段階での順位は 64-19-17-100-38-12-36-14-37-8-39-23-24-16。
32周目にSCのランプが消え、再スタート。全周回数の1/3を超え、トップの64号車や19号車など8台はステイ、5台がピットに入る。翌周、トップの64号車がピットに入り、ステイの19号車がトップに出る。
その後、周回ごとに各車ピットに入るものの、300の集団に追いついたらピットに入る作戦と後半スティントのタイヤの摩耗が心配だった為、少し引っ張る作戦の19号車は37周目にピットに入り、フルサービスを受け、ドライバーを阪口選手に交代。暫定4位でコースに復帰する。しかし、タイヤがまだ温まらない19号車は、すでにピットに入っていた車両にパスされる形となり、39周目には暫定11位まで後退することとなる。同じようにピットを遅らせた車両もあり、のちに暫定10番手となった19号車は順位を上げるべく、マシンに鞭を入れ、48周目のメインストレートでペースの上がらない38号車をパスして9位に上がる。
さらに、順位が目まぐるしく変わる中団集団へ追い上げを図る。
最後までピット入らなかった37号車が52周目にピットに入り、全車が1回目のピットを消化する形となる。
19号車は53周目にアウトラップだった37号車をパスし8番手に、58周目にトラブルを抱えた12号車をパスして7番手に。さらに5番手の64号車が前を塞ぐ形で、6番手の8号車を追い上げるも、後ろには37号車がピタリと付いて来て、62周目に37号車にパスされ8番手に落ちる。
62周目に300クラスの車両がコース外に出て動かなくなり、FCYが提示される。64周目にFCYが解除されると、8号車が先頭の5番手争いの末席に19号車が加わり、67周目にトラブルでペースが落ちた64号車をパスして7番手に、さらに、37号車にパスされた8号車を68周目にパスして6番手に。
阪口選手は4位争いの36,37号車の背後に近づくべく、終盤、前の37号車との差を最大1秒まで縮めるも、パスするまで行かず、6位にてフィニッシュとなりました。
レースは64号車と17号車のトップ争いがスタートから激化するも、序盤に17号車を引き離した64号車が独走状態となるも、24周目には19号車が追いつき、トップ争いにはなるものの、27周目のクラッシュによりSCが出て車両の間隔はリセットされる。SC直後に、周回数の1/3を迎え、複数台ピットに入った中で17号車が事実上のトップに出ると、2位以下を離して独走状態となり、17号車はトップでチェッカーを受けることとなりました。
以下、39-100-36-37-19-24-+23-8-38-14-64-12-(以上完走)-16 となりました。
決勝コメント
【坂東監督】
『あまり言いたくないですが、、SCが出なければ勝てたと思います。
SCが出た為タイヤの温まりの差が出てしまいました。
本来ならそこのマージンを稼いでぶっちぎりで阪口選手に交代する予定でした。
作戦面でもSC明けにすぐにPITに呼び戻した方が良かったとも思います。
結果はわかりませんが反省点です。
次戦オートポリスではまだまだ軽いので表彰台を目指して爆走していきます。
皆様の応援、誠にありがとうございました。』
【国本選手】
『優勝を狙えるペースがあり、チャンスのあるレースでしたが、
不運も重なり6位でフィニッシュしました。
悔しい結果となりましたが、チームとして速さを見せられたことは大きな収穫でした。
この経験を次戦につなげ、さらに強くなって戻ってきたいと思います。』
【阪口選手】
『予選3位決勝6位でした。
Q1終わりにセットアップ変更とアタック前のタイヤの温め方のアドバイスをもらいアタックし、良い状態で走ることができました。アタックとしてはミスがあり悔しいですが車のポテンシャル、タイヤのポテンシャルは高かったです。
決勝は国本さんの1スティントは素晴らしかったのですがSCでギャップがゼロになってしまい、ピットインのタイミング、アウトラップで後退してしまいました。
その後のペースは、中盤はあまり良くなかったものの後半ペースが良く先頭集団も見えたところでしたがチェッカー。悔しい6位となりました。
次戦も決勝ペースが難しいサーキットなのでチャンスだと思って攻略したいです。』
マルチメイクタイヤレギュレーション最終年2026
必ず皆様を笑顔にする事をお約束致します。
皆様の応援、誠にありがとうございました。
次戦は10月17日, 18日
オートポリス(大分県)で開催されます。