2015年に登場し、アルファード/ヴェルファイアの存在感を確固たるものにした30系。
2023年に40系へとフルモデルチェンジしたあとも人気が衰えることはなく、むしろ多くのカスタマイズパーツが出揃っている今、カスタムベースとしてこれほどいい素材はないといえるかもしれない。
新車から乗り続けている人にとっては、カスタマイズで気分を変えたい時期でもあるだろう。
そこで今回は、アルファード/ヴェルファイア30系の風格をさらに引き上げる、「LEONIS(レオニス)」の14モデルを紹介しよう。
LEONISは、造形・輝き・質感のすべてでユーザーの理想に応えてくれる、プレミアム性のある1ピースアルミホイールブランドだ。
目次
アルファード/ヴェルファイア30系にマッチするホイールサイズ
■純正ホイール・タイヤサイズ
ホイール:18×7.5J/タイヤ:235/50R18
ホイール:17×6.5J/タイヤ:225/60R17
ホイール:16×6.5J/タイヤ:215/65R16
■トレードインサイズ
■V6 3.5Lガソリン車
ホイール:21×8.5J/タイヤ:245/35-21
ホイール:20×8.5J/タイヤ:245/40-20
ホイール:19×8.0J/タイヤ:245/40-19
ホイール:19×7.5J/タイヤ:235/45-19
ホイール:18×8.0J/タイヤ:235/50-18
ホイール:17×7.0J/タイヤ:225/60-17
■2.5Lガソリン車/2.5Lハイブリッド車
ホイール:21×8.5J/タイヤ:245/35-21
ホイール:20×8.5J/タイヤ:245/40-20
ホイール:19×8.0J/タイヤ:245/40-19
ホイール:18×8.0J/タイヤ:235/50-18
ホイール:17×7.0J/タイヤ:225/60-17
ホイール:16×6.5J/タイヤ:215/65-16
■プレミアムな質感が魅力のLEONIS
「LEONIS:レオニス」は、デザインの緻密さとカラーリングの深みで知られる、wedsの象徴的ブランドである。
赤・青の2つのシリーズがあり、赤いバッジの「Premium Monoblock Series:プレミアム・モノブロック・シリーズ」は、ミラーカット(鏡面切削)の透明感が美しいプレミアムな質感が魅力のワンピースホイール・シリーズ。
青いバッジの「NAVIA:ナヴィア」は、AMF(フローフォーミング製法)によって軽量さを重視した、走りをひときわ楽しみたいユーザー向けのシリーズだ。
どちらのシリーズも、金属の艶を活かした切削技術、光を操るフェイス造形、そして“静かな主張”を可能にするバランス設計が融合することで、単なるホイールではない、クルマ全体の存在感を再構築するプロダクトへと昇華している。
アルファード/ヴェルファイア30系に装着すれば、その一台は“ラグジュアリーの定義”を更新することになるだろう。
都会派に支持される上質なスポーティさ:LEONIS JG
「LEONIS JG(レオニス・ジェイジー)」は、10本スポークをベースに緩やかな捻りを加え、スポークの長さと立体感を強調したアルミホイール。
スポーティでありながら上質さとスマートさを兼ね備え、都会的なライフスタイルに自然と溶け込むはずだ。
“JG”は「JOCKEY GENUINE」の略で、純正を自在に操るという意味を持つ。
大柄なアルファード/ヴェルファイア30系に装着すれば、純正の平坦な印象から一転、“上品で洗練された足元”へと進化するだろう。
PBMC(パールブラック/ミラーカット)、BMCMC(ブラックメタルコート/ミラーカット)、BK/SC(ブラック/SCマシニング)の3色が揃い、威厳と落ち着きを兼ね備えた佇まいは見る者に“静の美”を印象づけてくれる。
流線の煌めき、躍動のデザイン:LEONIS FR
「LEONIS FR:レオニス・エフアール」は、流れるように広がるスポークが風を抱き込み、走るたびに光の姿が変わる……そんな余韻を感じさせるアルミホイール。
PBMC(パールブラック/ミラーカット)の黒い艶が輪郭を引き締め、BMCMC(ブラックメタルコート/ミラーカット)の金属的な煌めきがその動きを際立たせる。
街を走る姿に“流れ”そのものの美しさが備わっているのは、FRならではの特徴といえる。
細身スポーク20本をあしらった繊細なフィンタイプデザインは、重厚すぎない軽快さで、洗練されたファミリーカーを求めるユーザーにオススメしたい。
静と動が交差する足もとは、オーナーの感性そのものを映す鏡になるに違いない。
王道を超える、これぞミニバンの新基準:LEONIS MV
幾何学的なY字スポークがボディの厚みと呼応し、アルファード/ヴェルファイア30系の堂々たるシルエットに凛とした印象を与える「LEONIS MV:レオニス・エムブイ」。
ツインスポーク状の表側と星形のような裏側が立体感は、動き出せば躍動感が半端ない。
PBMCとBMCMCに施されたミラーカットの輝きが、光の角度によって表情を変えるさまは、とにかく見惚れてしまう。
止まっていても走り出しても、風格と緊張感を両立させる姿に誰もが目を奪われるだろう。
重厚でありながらどこか軽やか――それがMVという王道の革新である。
静と動の境界を消すプレミアム感:LEONIS VR
「LEONIS VR:レオニス・ブイアール」のデザインの特徴は、彫刻のようなスリットが刻まれた5本のツインスポークが規則正しく並び、光と影を穏やかに往来させる大胆さにある。
走行中のホイールが光の帯を描くように見える瞬間は、息をのむほど美しく、ワンランク上の見た目を叶えている。
PBMCやBMCMCの艶やかなグラデーションは昼と夜で異なる印象を生み出し、またPMBC/TI(パールブラックミラーカット/チタントップ)も展開。
ボディカラーと合わせる楽しみが多いのもうれしい。
静かなホテルのクルマ寄せにも、深夜のドライブにも似合う――
そんな洗練された上質さがここにある。
切削美と骨太感の共鳴:LEONIS RT
厚みのあるツインスポークが、アルファード/ヴェルファイア30系の存在感をより引き締めるアルミホイール「LEONIS RT:レオニス・アールティー」。
精密なマシニングが生み出す切削美と、重厚な造形がもたらす骨太感が共鳴し、静と動のバランスを高次元で融合している。
ダークメタルの鈍い光沢とPBMCの艶やかさが交差する質感は、街にも自然にも溶け込みながら、見る者の視線を惹きつけて離さない。
PBMCとBMCMCの2色展開で、上品さと力強さを併せ持つスタイリングを完成させる。
写真のようにブレーキキャリパーのカラーとコーディネートするのもオススメだ。
陰影が宿す、二面性を感じさせる品格:LEONIS LM
「LEONIS LM:レオニス・エルエム」は、湾曲したV字スポークと細身の切削スポークをシンメトリーに組み合わせたデザインが陰影を強調し、街行く人たちの視線を奪う1本。
PBMC、BMCMC、PBMC/TIの中からどのカラーを選ぶかは、なかなかの難題だ。
パールブラックの透明感ある光沢は、その静寂を引き締める。
深みあるブラックメタルコートが放つ艶は、夜の街に溶け込む。
チタントップの光を吸い込むような漆黒のフェイスは、停車中ですら存在感を隠しきれない。
そして走り出せば一層の輝きを放つ――LMとは、そんな二面性を楽しむアルミホイールだ。
テクノロジーが描く「遊び心」ある造形:LEONIS IT
「LEONIS IT:レオニス・アイティー」のスポークデザインは、細く直線的なスポークをスポークエンドで連結させることで、まるで星のようなフォルムを描き出している。
その直線的な構造美と、PBMCやBMCMC、チタンミラーカットの硬質な反射が、アルファード/ヴェルファイア30系のクロームのパーツと共鳴して近未来的な気配を漂わせる。
その佇まいは“機能がデザインに昇華した瞬間”を感じさせるだろう。
ほかとちょっと違う遊び心を求めるオーナーなら、この造形に心を動かされるに違いない。
風を切る、軽快なプレミアム:LEONIS FS
「LEONIS FS:レオニス・エフエス」の名は、「最大値」を意味する「Full Scale:フルスケール」に由来して命名されたという。
細身のスポークが生み出す空気感は、まさに“軽やかさ”そのもの。
翼断面形状スポークにひねりを加えることで、中心部周辺にさまざまな高低差をつけ、複雑なデザインに仕上げている。
PBMCの引き締まった黒と大径感を強調するミラーカットの輝きが、他とは違うアルファード/ヴェルファイア30系の姿を作り出す。
足元にまとうだけで、実用性と美しさ、その両方を求める理性的なオーナーに似合う一台に変わるアルミホイールである。
存在を刻む重厚な“彫刻美”:LEONIS GX
「LEONIS GX:レオニス・ジーエックス」は、「Generation next:次の世代」という名を冠したアルミホイールだ。
V字に刻まれたスポークが光を斬るように走り、造形そのものが彫刻のように際立つ。
赤の電着塗装をまとったBK/SC(RED)(ブラック/SCマシニングレッド)と、立体感を強調するBMCMC。
どちらを選んでもその存在感は抜群だ。
スポークの形状には力強さを感じさせる翼断面を採用し、その翼断面にエアインテーク風のエアホールを配すことで、立体感を与えるとともに余裕のある軽快さを表現している。
奇をてらうことなく、対称デザインを追求し続ける姿勢こそ、ホイールカスタム初心者にも上級者にもオススメしたい所以だ。
緻密な構造美が放つ「理知の輝き」:LEONIS TE
ツインスポークの交錯が花のような風車のような形状を描く「LEONIS TE:レオニス・ティーイー」は、近くで見るほど構造の完成度に息をのむアルミホイール。
そこには緊張と秩序の美学がある。
大きく湾曲した鎌のような形状のスポークが、リムからセンターに向かって非対称に配置されたデザインは、唯一無二の個性を放つ。
「Third Eye」(第三の目:内なる目)のイニシャルがその名の由来というだけあって、抑えた表現の中に確かな意志を感じさせる。
カラーはPBMCやBMCMCもいいが、冷静な構造の中に差し色が小さな情熱を宿すBK/SC(RED)を一押ししたい。
大胆不敵な放射線デザイン:LEONIS SK
細身でシャープなY字スパイラルスポークが放つ「LEONIS SK:レオニス・エスケー」は、アルファード/ヴェルファイア30系の足元を大胆に彩るアルミホイール。
放射状に伸びるスポークがリムとの明暗を際立たせ、力強さの中に繊細な美しさを宿している。
カラーはPBMC、BMCMC、黒にこだわったHyper BMCの3色が揃い、精悍から艶やかまで印象を自在に変える。
センターから力強く伸びる造形は停車中でも疾走感を放ち、見る者を惹きつけて離さない。
走りへの情熱を宿すオーナーにこそ似合う逸品だ。
異素材の調和が生む“新しい美学”:LEONIS MX
二層構造のような立体スポークが、奥行きと動きを感じさせるアルミホイール「LEONIS MX:レオニス・エムエックス」。
10交点メッシュを採用したY字スポークは花弁のようにリムへと広がり、実際のサイズ以上の足長感を演出。
足元にメカニカルな気品を加え、アルファード/ヴェルファイア30系特有の重厚さを軽やかに変えてくれるだろう。
スポークを縁取るようにマシニング加工したHSIII/SC(ハイパーシルバーⅢ/SCマシニング)、PBMC/TI、BMCMCの3色が揃い、醸し出したい雰囲気次第で選べるが、他車に差をつけたいなら、HSIII/SCをぜひ履いてほしい。
繊細なカットが描く光のラインが秀逸:LEONIS WX
「LEONIS WX:レオニス・ダブルエックス」は、翼断面スポークとサブスポークを一体化させた、変形ツインデザインが特徴のアルミホイール。
片側のスポークにひねりを加えることで、停車中でも動きを感じさせる躍動的なフォルムを実現する。
スリット状のカットが光を繊細に反射し、HSMCやBKMCの艶が時間帯ごとに表情を変えるさまは、カッティングによって輝きを変える宝石のよう。
純正ホイールから履き替える際には、ボディカラーとBMC1、HSMC、BKMC、BMCMCの4色とのマッチングを見極めて。
艶感と品格を併せ持つホイールなので、重厚な印象のアルファード/ヴェルファイア30系がより艶やかで気品漂う佇まいを持つ一台になるはずだ。
躍動と究極のバランスが宿る1本:LEONIS VX
力強さと繊細さを兼ね備えたアルミホイール、それが「LEONIS VX:レオニス・ブイエックス」である。
5本の翼断面スポークに細身のサブスポークを組み合わせ、変形Y字の立体構造が奥行きと動きを描き出している。
リムフランジまで伸びるラインが足元を長く見せ、厚みのあるリムが安定感を支える。
アルファード/ヴェルファイア30系に装着すれば、低く構えた精悍なシルエットへと変貌するはず。
BMC1やHSMC、BKMC、BMCMCといった表情の異なる仕上げが、車体のキャラクターに合わせた個性を引き出してくれるだろう。
走るたびに“整った美”を感じさせる、成熟したオーナーにこそふさわしい存在だ。
足もとから始まる、“上質”という個性を体感して
アルファード/ヴェルファイアという名は、長い年月を経て“高級ミニバン”の代名詞となった。だが、完成された存在だからこそ、最後に求められるのは“個性”である。
LEONISは、その個性を静かに、そして美しく引き出してくれる。
カラーも造形も質感も、オーナーの感性次第でまったく異なる表情を見せるだろう。
走り去る一瞬の光彩に、あなたの美意識が映る――その歓びを、LEONISとともに体感してほしい。