2004年の登場から20年以上を経たハイエース200系。シンプルで力強く、どこかかわいらしいデザインもあって、働く車としてはもちろんアウトドアやカスタムの相棒としても愛されている。
多くの台数が走り、さまざまなカスタムスタイルがあるからこそ、「自分だけの1台」を極めたい。
バリエーションが豊富なwedsのホイールならば、きっと理想のホイールが見つかるはずだ。
目次
ハイエース200系にマッチするホイールサイズ
現在までにさまざまな仕様やグレードを展開する200系。スチール、アルミともにホイールサイズは全モデルで共通だが、タイヤサイズは通常モデルとジャストローモデルで異なる。
■純正サイズ
通常モデル・ホイール:15×6.0J/タイヤ:195/80R15
ジャストローモデル・ホイール:15×6.0J/タイヤ:185/75R15
ホイールのインチアップは18インチまで可能。19インチからはタイヤの外径が変わり、またロードインデックスの問題から車検に通らなくなる。
実用性にくわえ、ハイエースが持つ雰囲気とのバランスが取れた16インチが人気だが、大口径が魅せる格好良さを求めて18インチに挑戦するのもオーナーも多い。
カスタムの仕上がりをしっかりとイメージして選ぼう。
マッチングで非対応とされたホイールも、車高調やサスペンションキットを装着することでマッチするケースもある。詳しくは信頼できるショップに相談してほしい。
■トレードインサイズ
15×6.0J 195/80R15
16×6.5J 215/65R16
17×6.5J 215/60R17
■チャレンジサイズ
18×7.0J 225/50R18
オフロードホイールの決定版:「MUD VANCE」シリーズ
wedsの展開するオフロード用のホイールブランド「WEDS ADVENTURE:ウェッズ アドベンチャー」。
中でも主力となる「MUD VANCE:マッドヴァンス」シリーズはアースカラーを採用し、マットな仕上げとタフで力強いデザインを持つホイールを取り揃える。
ハイエースのオフロード仕様カスタムを考えているなら、まずは「MUD VANCE」シリーズを検討してはいかがだろう。
悪路を駆ける強靱さと疾走感:MUD VANCE SD
シリーズのタフな力強さと、6本のY字スポークによるシャープなスポーティさが融合したSD。
悪路の中でもスピードを求める、アグレッシブなオーラを放つ。
ラリーカーをイメージしたカスタムに打ってつけだが、バランスの良さからカスタムをホイール交換のみに留め、ファミリーでアウトドアレジャーを楽しむオーナーにもオススメだ。
外周スポークがアウトドアギア感とマッシブさを爆アゲ:MUD VANCE X type F・type M・type S
外周に共通のスポーク、リムへの意匠を施した「MUD VANCE X」シリーズ。「type F」「type M」「type S」の違いはセンターデザインにある。
「MUD VANCE type F」はセンターに12本のフィンスポークを採用した、オフロードホイール王道のデザイン。
秀逸な外周との調和がギア感を強く生み出し、本格クロカンのようなパワフルさと走破力を想像させる。林道などで遊びたおした泥だらけの姿が最高に決まる!
カラーで印象が大きく変わるのも特徴で、MAT GUNMETA(マットガンメタ)は輝きが煌びやかさを生み、FULL MAT BLACK(フルマットブラック)はハイエースのワイド感をグッと引き締めている。
ワイルドさと共にハイエースの上品さや上質さを引き出したいなら、オススメのホイールだ。
骨太な6本のスポークをセンターに採用した「MUD VANCE type S」。シンプルでオーソドックスなデザインだからこそ、高い品質が生み出す剛健さが存在感を発揮する。
オフロード色とハイエースの本質である“働く車”感のバランスが秀逸。
ダイナミックなデザインが大口径感の迫力を演出:MUD VANCE 07・04
Xシリーズとは異なり、外周のスポークを持たない0(ゼロナンバー)シリーズ。シリーズには04、06、07、08、09とあるが、ここではハイエース200系にマッチする「MUD VANCE 07」と「MUD VANCE 04」を紹介する。
5本スポークを星形に配置し、各スポークの両サイドにサブスポークを備えた「MUD VANCE 07」。シンプルな無骨さとマッシブさ、そしてビードロック調のリムフランジにより、本格クロカンのような重厚さが特徴。
6組のツインスポークがリムを突き抜け、メカニカルな大口径感を魅せる「MUD VANCE 04」。一見すると先進的でスポーティなデザインだが、リムのポリッシュラインやビードロック調のピアスボルトがギア感を強調し、オフロードホイールであることを伝える。
ハイエースは6穴だから6組のツインスポークだが、5穴のホイールには5組のツインスポークデザインを採用する。
このこだわりがwedsのホイールだ。
専用設計がハイエースの魅力を余すことなく引き出す:McCOYS RV-5
ハイエース200系専用の「McCOYS:マッコイズ」シリーズ。5作目の「McCOYS RV5」も200系専用モデルとして登場した。
ミーリング処理による精巧な輝きが、ハイエースの上品さや上質さを受け止め、一方でビードロック調のリムをはじめとするオフロードテイストが力強さとタフさを主張。
ケンカしそうな高級感とアグレッシブさが調和を果たせたのは専用設計だからこそ。
迷ったらコレ!ステージを選ばない万能デザイン:STADTBERGE
ハイエースをはじめとしたミニバンやワゴン、SUVオーナーに向けて、もっと気軽に「アウトドアテイストに触れてほしい」、「キャンプギアのようにオフロードホイールを遊んでほしい」と、お手頃プライスで登場した「STADTBERGE:スタットベルク」。
入門用に位置するが、妥協や安っぽさは一切ない。
シンプルな8本のスポークの側面にはステップが設けられ、高い剛性感と悪路に負けない屈強さを主張。
都会から林道まで、どんなステージにも馴染む、懐の広いホイールに仕上がっている。
スマートなデザインがハイエースの上質さと相性抜群:PRODITA HC2
スポーティな6組のツインスポークを、リムのデザインが強固に受け止める「PRODITA HC2:プロディータ エイチシーツー」。
アウトドアのギア感と都会的なスマートさの融合は、ハイエースの高級感と抜群の相性を魅せる。
悪路の走破感よりも、山道をキビキビと走る軽快なイメージにカスタムしたいオーナーにオススメ。
なお、「PRODITA HC2」は在庫限りの販売なので、気になる人は早めにチェックしよう。
鉄チンならではのデザインで遊び心を表現:neocarrow
カスタムのひとつに「鉄チン」ことスチールホイールをカジュアル、あるいはレトロなスタイルで履きこなす手法があり、ハイエースは定番のベースだ。
wedsで唯一のスチールホイール専門ブランド「neocarrow:ネオキャロ」は、ファンのために最適な鉄チンをリリースした。
丸みのある三角形の飾り穴を適切な間隔、そして大きさで配置。大きなセンターキャップがハブ穴やナットをすっぽりと覆い隠すなど、デザインはレトロとカジュアルの良いところを盛り込んでいる。
センターキャップはセミマットブラックとクロームが用意され、カスタムの方向性にあわせて選ぶことができる。
コラボレーションブランド/ハンドリングブランドも見逃せない
ここまでに紹介してきたのは、wedsがすべてをプロデュースしたwedsのオリジナルホイールだ。しかし、wedsのラインナップには、他メーカーや他ブランドとの協力によるコラボレーションブランド/ハンドリングブランドのホイールもある。
200系ハイエースに適合するホイールは、「YOSHIMURA×WedsSport」、「PRODUCED BY CRIMSON」を銘打つ「CROSSOVER GARMENTS:クロスオーバーガーメンツ」がラインナップ。それぞれを見ていこう。
wedsの技術とヨシムラデザインの融合:YOSHIMURA WRS SEVEN
「YOSHIMURA WRS SEVEN」は2輪の名門コンストラクター「YOSHIMURA:ヨシムラ」とのコラボレーションブランド。
扱うホイールにはAMF(アドバンスド・メタル・フォーミング)製法など、WedsSportsが培った技術を注いでいる。
赤いヨシムラのセンターキャップが、ファンやトランポにハイエースを用いるライダーの気分をアゲるだろう。
シンプルな曲線の美しさが無二の存在感を放つ:CROSSOVER GARMENTS Style A
アルミホイールを中心とした自動車パーツメーカー「クリムソン」とのコラボレーションブランド「CROSSOVER GARMENTS」。
「Style A」はシリーズの最新作で、スポークが緩やかな曲線を描くコンケイブデザインと、スポークエンドに位置する四角いディンプルが特徴。
シンプルだがオフロードホイールとしての風格があり、ハイエースとの相性も抜群。
レトロ風カスタムに用いてもいいだろう。
ハイエース200系を遊び倒すなら今が旬!
オフロード、トランスポーター、アウトドア、車中泊、ローダウンなど、さまざまなカスタムを受け入れる、懐の深さが魅力のハイエース200系。
「こんなカスタムをしたい」という声に応えるため、wedsは「WEDS ADVENTURE」シリーズをはじめ、バリエーション豊かなホイールを積極的にリリースしている。
ホイールはカスタムの方向性を表現する重要なパーツ。これからカスタムを始めたい、あるいはカスタム方向性を変えたいオーナーは、楽しみながらホイールを検討してほしい。